一緒に解決に向けて

彼女の質問に答える形で、私は自分の抱えている問題、つまり恋愛を避けてきた理由を話すことにしました。

私がEDになってしまったことに気づいたのは20代半ばのころでした。それ以前からなかなか勃たないこともありましたが、ちょうど仕事が忙しくなりはじめた時期でしたので疲れがたまっているせいだと考え、それほど気にしていませんでした。 しかし、あまりにも勃たないことが多くなってしまい、当時交際していた彼女ともなかなかセックスができなくなってしまいました。

もちろん、彼女はそのことを責めたわけではありません。むしろ心配してくれました。ですが、まだ若かった私は心配されることによって、さらに惨めな気分になってしまったのです。その結果、自分から彼女に別れを告げてしまいました。 それから、何度か風俗などに行ってみたのですが、まったく勃ってくれません。そこで自分がEDであることをはっきりと自覚しました。

ですが、セックスができないからといって仕事や生活に困ってしまうわけではありません。なので、私は特に治療をしようともしませんでした。 ただ、恋愛に対しては臆病になり、避けるようになったのです。その結果、これまで一人で過ごすことになりました。

今回、久々に人を本当に好きになったことで、そのことを思い出しました。 これらをすべて彼女に伝えたのです。もちろん、強くもありましたが、これを伝えないままでいることはできません。

EDは解決することのできる病気?

彼女は静かに私の話を聞いてくれました。そして、私が話終わると、強く抱きしめてくれました。

「エッチできないからって、それで別れるなんてことはないでしょう。それに、ちゃんと治療してみればいいんじゃないですか?この前、テレビでバイアグラなんかの治療薬のジェネリック医薬品が発売された、って特集してましたし、治療できるんじゃないですか?」

特に慰めるわけでもなく、彼女は治療をすることがまるで当たり前であるかのように言いました。確かに彼女の言う通りです。 EDであることに気づいた頃、ネットなどでさまざまな情報を集めてみました。当時、すでにバイアグラなどの効果的な治療薬が登場していましたので、EDは治療できるものであることは知っていました。

ですが、私の中でEDは病気で治療すべきもの、という認識があまりありませんでした。そのため、これまで治療に踏み出すことができなかったのです。 しかし、考えてみれば、治療という形で解決できるのであれば、そうすべきでしょう。どうして自分がこれまで治療にためらい続けていたのかがわからなくなってしまいました。

そこで、私はすぐに治療を受けることにしました。それが彼女と一緒に幸せになるための手段だと考えたら、一刻も早く病院に行きたいと思ってしまったほどです。

私がそんなことを考えていると、いつの間にか彼女はソファで眠ってしまいました。ずっと緊張していたせいか、私も急激な眠気に襲われて、その日はそのまま彼女の横に寄りかかるように眠ってしまいました。

こうして、私は本格的なEDの治療を受けることを決心しました。ネットで調べて見ると、多くの病院がありましたので、その翌週に予約を入れて、さっそく診察を受けました。

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